June 23, 2026
世界的なヒット作を展開するモバイルゲームスタジオにとって、成長の鍵は新たな市場で新たなユーザー層を継続的に開拓することにあります。ChillBaseの主力タイトルとして高い人気を誇るオープンワールドMMOのライフシミュレーションゲーム『OneState』は、すでに世界中の100以上のサーバーを通じて4,000万件を超えるインストール数を達成していました。ChillBaseはビジネスの拡大に伴い、メディアミックスの多様化を図り、現在のパフォーマンスを補完できる新たなチャネルを模索していました。
ChillBaseにとってCTV(コネクテッドTV)は自然な選択肢でした。CTV環境はモバイル市場に比べて競争が緩やかでありながら、ユーザーの注目度が高く、特に米国のような市場のマーケティングにおいて、競争に値する価値の高いオーディエンスを提供します。ChillBaseは以前からMolocoを利用して収益性の高いモバイルキャンペーンを展開していたため、CTVをパフォーマンスチャネルとして試験的に導入することを検討した際、既存のパートナーシップの拡大が自然な出発点でした。
新たなチャネルにパフォーマンス重視の運用を取り入れる
CTVはChillBaseにとってまだ比較的新しいパフォーマンスチャネルでした。興味段階から大規模なチャネルとしての採用に移行する前に、アトリビューションやインクリメンタリティに加え、モバイルと比較した場合の在庫やレポートの透明性に関する現実的な課題を解決する必要がありました。
その点、モバイル分野での既存のパートナーシップを拡大させるのは自然な流れでした。チームはすでにMolocoを通じて得られるデータを信頼し、レポートの質の高さも認識していたためです。ChillBaseはこの実績をCTVにも適用することで、独自の基準でチャネルの有効性を検証するために必要な可視性を確保できました。
多様なフォーマットのクリエイティブを最適化してエンゲージメントを向上
2026年2月に開始したCTVキャンペーンでは、モバイル用アセットを無理に適用するのではなく、CTV専用に作成されたクリエイティブを採用しました。動画の尺は40秒、30秒、15秒の3パターンを用意。長尺のフォーマットはオープンワールドMMOの物語性をしっかり伝えるのに適しており、これを短い尺で表現するのは困難です。一方、短尺版は高頻度での表示を通じてメッセージを定着させる役割を果たしました。
キャンペーンで複数の尺の動画を併用することで、より広範な広告在庫にアクセスできるようになり、MolocoのAIがそれぞれの視聴コンテキストに最適なクリエイティブを選択。ChillBaseのモバイルパフォーマンスを牽引している複合AIアーキテクチャを、新たなスクリーン環境に応用することで、これを実現しました。
成果を損なうことなく広告費を拡大
キャンペーン開始初月で、KPIの目標値を約2倍上回る成果を達成しました。この結果を得て、ChillBaseは迅速にチャネルの有効性を確信し、広告費の拡大に踏み切ることができました。
さらに、その後の四半期を通じて、同社は広告費を9倍に拡大しながら、一貫して目標値を上回るパフォーマンスを維持しました。こうして、CTVは試験的な導入段階を経て、ChillBaseのUA戦略における主要チャネルのひとつへと進化を遂げたのです。
CTVを通じて獲得される高価値ユーザーのプロファイルは、ChillBaseのモバイルユーザー獲得施策を補完する重要な存在であり、代替手段ではありません。検証済みの計測手法、スケール可能なクリエイティブフレームワーク、そしてモバイルとCTVの両領域にまたがるパートナーシップを通じて、同社はCTVを持続可能なチャネルとして確立し、今後もこの分野への投資を続け、さらなる強化を図ります。
「Molocoとはすでにモバイルのパフォーマンス広告で強固なパートナーシップを構築していたため、CTVの検討を開始した際、同社との提携拡大は自然な次のステップでした。Molocoが迅速にこのチャネルの有効性を検証し、成果を可視化してくれるおかげで、自信を持って規模を拡大できます。今やCTVは当社の成長戦略において欠かせません」
–ChillBase社 シニアUAマネージャー Margarita Chaiko氏
会社名
ChillBase
本拠地
Industry
ゲーミング






