人気沸騰中のポイ活アプリ「トリマ*」を開発・運営するジオテクノロジーズは、Moloco Cloud DSPを使った広告キャンペーンで継続的に成果を上げています。
今回は「トリマ」のプロダクトマネージャー 北谷 尚大氏に、Moloco Cloud DSPを継続利用する中での気づきやメリット、今後の期待などをざっくばらんに語っていただきました。
ジオテクノロジーズについて
「トリマ」を運営するジオテクノロジーズは、地図会社として創業25年以上の歴史をもつ企業です。地図データを活用したB向け/C向けソリューションを国内外で提供しています。
同社のコンシューマー向け新規事業としてスタートした「トリマ」は、移動することでポイントがたまるポイ活アプリとして、現在1,200万ダウンロードを突破、ユーザー1人あたり1日平均7回起動するほどの驚異のアクティブユーザー数を誇るアプリ事業に成長しました。(2023年1月12日現在)
広告の配信先をひろげて、さらなるパフォーマンスを求めていた「トリマ 」
トリマの広告運用について、「基本的にインハウスで、Google、Meta、 その他メジャーなアドネットワークをいくつか使っていた」という北谷氏。
一方、「手間をかけずに配信先を増やせて、パフォーマンスも最適化できるなら最高」という理由から、複数のアドネットワークやSSPを横断して広告配信を行える、プログラマティックなDSPに以前より興味を持たれていたそうです。
そこで、「トリマ」のリリース時から北谷氏と連絡を取り合っていたMoloco・坂本達夫からの紹介をきっかけに、Moloco Cloud DSPを利用しはじめました。
新たな質の高いインストール獲得に成功
Moloco Cloud DSPを使用したキャンペーンを開始して以降、広告から「トリマ」をインストールしたユーザーのうち3〜4割がMolocoのDSP経由であり、媒体別にみても全体で1、2を争うボリュームとなっています。Molocoは良質なユーザーを提供することに成功していると言えるでしょう。
北谷氏はこの成果について、獲得経路が広がったことを特筆すべき点として振り返ります。
「パフォーマンスは良いですね、コンスタントに低CPIで良質なユーザーが取れ続けています。それまで配信していたアドネットワークでは動画面からの獲得が多かったのですが、Molocoはネイティブ広告や静止画からも良いユーザーが取れているので、他の媒体から獲得経路が変わっただけではなく、きちんとアドオンされています。」(北谷氏)
また広告の「質」についても、アドフラウド(不正広告)の少ない現状に満足していると言われます。
「トリマはAppsFlyerのProtect360というフラウドの検知・防止ツールを使っています。トリマもクリーンな広告媒体だけを選んで運用していますが、他の媒体と比較してもMolocoのフラウドの割合は低いです。あっても1%弱ぐらいでしょうか。」(北谷氏)
「プロダクトをセルフサーブでも利用できる」
Molocoのプロダクトは使いやすさも特長のひとつで、アップデートを重ねてより直感的に操作できるようになっています。北谷氏は実際にプロダクトを使ってみた印象について、次のように話します。
「パフォーマンス以外だと、プロダクトのアップデートが早いですよね。約1年間使っている中でも、以前よりインターフェースが良くなっていると思います。プロモーションするアプリの選択や、グラフによるレポートなどが出来て、全体的にグラフィカルになって使い勝手が良くなりました。
クリエイティブの入稿なども他の媒体と比較しても使いやすく、セルフサーブで問題なく運用できています。管理画面は英語しかないですが、英語が苦手な日本人でも十分使えると思いますよ。引き続き、日本語対応にも期待はしています(笑)。
そして、Moloco Japanメンバーの対応がさらに使いやすさをアップさせてくれています。こちらからの連絡に対するレスポンスが速いのはもちろん、Moloco側からも改善提案や『そろそろクリエイティブの更新時期では?』といった気になる点などを適宜連絡してもらえて、助かっています。」(北谷氏)
「トリマ」におけるMoloco活用成果のまとめ+今後の展望
改めて、Moloco Cloud DSPを使用した「トリマ」のキャンペーン成果をおさらいすると、以下の成果がMolocoから享受されました。
・広告からのインストールのうち、3~4割がMolocoによるもので、媒体別では全体でトップ、もしくはそれに次ぐボリュームのインストールを達成
・他のプラットフォームでは少ないネイティブや静止画の広告によるユーザ獲得により、新たなユーザのアドオンに成功
・他のプラットフォームと比較してもフラウドが少なく、質の高い成果を獲得
・使いやすいインターフェースで運営の自走化を実現
最後に、北谷氏から「トリマ」におけるMolocoの位置づけや今後の活用展望について語っていただきました。
「Molocoは、主要なユーザ獲得チャネルであることは勿論ながら、当社のビジネス加速に必要な市場や業界情報、支援を多岐にわたって提供いただける重要なパートナーだと考えています。これまでは、ユーザー獲得でしかMolocoを活用してきませんでしたが、マネタイズ関連のプロダクトでもMolocoを検討してみたいと考えています。」(北谷氏)
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